どうもこんにちは、大和まことです。
今回は「女系容認派との議論の仕方」について書きたいと思います。
おそらくこれを読んでいる人は、自身の立場の主張の方が優勢だと考えているのではないでしょうか。
しかし、天皇皇室にあまり興味がない、またはノンポリの人が例えばTwitter上の議論を見たらどう感じるか。
正直、男系維持派は劣勢だと思いますし、議論が下手なのではないかと思っています。
以前にも書きましたが、目的が「女系容認派を論破すること」になってしまっているからです。
ノンポリの人はどっちが論破できているかは判断できません。
それなのに、「男系」という特定のものに拘っている(ように見える)グループは、とても合理的にも見えないし、ワガママを言っているように感じる。
そして、どちらもそこそこ口は悪いし、知識マウントとるし、ぶっちゃけどっちの陣営もキモい。
そんなにややこしいことになるなら、女系を認めりゃ良いじゃん、となる気がしますし、
世論調査を見てもそういう結果になっていると思います。
中身はそんな風に感じている人が多いと思います。
いかがでしょうか。
どうやって議論するか
外野の人が、どちらの言い分が正しいかを判断することができないとしても、
「どちらが礼儀正しく、上品か」は判断できます。
まず、他人を尊重できない人の話は聞いてもくれませんから、
「人を侮蔑する」「レッテル貼りをする」「知識マウントをとる」等は、すぐに止めるべきです。
男系維持派の主張を、まずは「正しそうに聞こえる」ように配慮することは必須だと考えます。
これは議論をする際の形の話なので、次は中身に入ります。
女系容認派の急所に絞って攻めよう!
女系容認派の急所は
「事実の歪曲」
「曖昧な主張の強弁」
です。
日本において「女系継承」なんて存在しないし、
「男系の維持は不可能。旧宮家の復活は憲法違反で不可能。」…かどうかは未確定です。
それでも女系容認派は
「男系継承は日本の伝統ではない」と事実を歪曲し、
「あれやこれは不可能だ」と強弁します。
女系容認派の攻め方
彼らの主張に対し、安易に反論するのはNGです。
そもそも彼らは自分たちの誤りを決して認めないし、その議論を見ている第三者もどちらの言い分が正しいかを判断できません。
安易に反論するのは悪手じゃろ、ありんこ。
私が最も有効だと思う攻め方は「質問する」です。
どこまで行こうが、彼らには「理」がありません。それを嘘と強弁で誤魔化しているに過ぎません。
彼らの主張を深掘りして聞いていけば、必ずボロが出ます。何故なら、彼らには「理」がないから。
質問していくとどうなるか。
どうなるんでしょうね。
逃げ出すか、黙るか、発狂するか。
分かりませんが、私たちはひたすらこれを繰り返しましょう。
私たちは優しく上品に聞いているだけです。
そうすると彼らは狂いだす。
そんな姿をずっと見ていたら、
「どちらの主張が正しいか」
第三者はおのずと理解してくれます。
私たちは彼らと違って「理」があるので、ただ質問するだけでなく、自分の主張も適度に混ぜながら質問するのがポイントです。
シミュレーション① 「日本は女系継承があった」
私
女系継承の事例はなんですか?
相手
元明天皇から元正天皇、女性から女性への継承は女系継承だ。
私
男系継承を「神武天皇の男系血統を有する者による継承」と定義すれば、元明天皇も元正天皇も男系血統を有するので、男系継承ということになります。
貴方のいう「女系継承」の定義は何ですか?
相手
皇位が女性から女性へ継承されることを女系継承という。
私
では男性から女性、逆に女性から男性に皇位が継承されたら、それは何継承と呼ぶのですか?
相手
。。。
シミュレーション② 「旧宮家子孫の皇籍取得は憲法違反だ」
私
それは誰が言っているんですか?
相手
○○教授や政治家の○○、それに現皇室の○○様だって言っている。
私
その方々は、とある政策を違憲であると確定させる法的権能を持っているのですか?
相手
持ってはいない。
私
ではその方々たちが何と言おうと、訴訟が起き、最終的に最高裁判所が違憲であると判断を下すまでは違憲であると法的には確定しないということですね?
相手
そうなる。
私
ではその政策を止める理由にはならないですね。
やりましょう。それから司法機関の判断を待ちましょう。
相手
。。。
どうでしょうか
実際の議論はこんなにスムーズには行きませんが、私のイメージはこんな感じです。
彼らは玉ねぎのようなものです
皮を剥いていけば最終的には実体がない。
私たちが取る有効な攻め方は、外から叩き潰してぐちゃぐちゃにしてしまうことではなく、丁寧に1枚1枚皮を剥いていき、彼らの中には何もないということを多くの第三者に知ってもらうことです。
そもそも人を罵倒したり、レッテルを貼ったり、知識マウントを取る必要性がありません。
彼らがあまりにも無茶苦茶なことを言っていると、ガツンと反論して黙らせたい気持ちはよく分かりますが、そこはグッと我慢。
私たちの目的は彼らを論破することじゃない。
男系継承を維持することで、寛容で平和的な考えを持った日本人が増えること、そしてそんな世が千代に八千代に続けることができることを多くの第三者に知ってもらうことです。
知識をもつ人たちは援護射撃をお願いします!
上に書いたシミュレーションは、日本や皇統の歴史の知識がなくても実践できるテーマでした。
しかし、知識がないと質問することさえできないケースというのも非常に多いです。
そんな時には歴史に詳しい方に是非とも援護射撃をお願いしたいです。
「玉ねぎの皮剥きスタイル」は変えずに、必要な知識は共有していただけると大変助かります。
知識をお持ちの方が自ら玉ねぎ皮剥きスタイルを採れば、あっという間に彼らを無に返すことができると思います。
今回書きたかったことは以上です!
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